一つ一つ、丁寧だが素早く組み立てる職人の技が光る

半セル型組立工程

ここでは、他工程からできあがってきた部材を一堂に取りまとめ、製品として組み立てるためのブースが集合しています。
あすとぴあ事業所では障がいを持つ方々も一般スタッフと同様に作業に取り組むことを想定しており、障害の態様に合わせることができるようプラスチック製パイプを使用したステーションを採用し、自由な高さ調節や棚の構成ができるように配慮しています。
また、細かく手順の多い作業にも対応するため、1人ブースだけでなく、複数名によるブースや簡易ライン型の生産システムを用意に構築できるようにしています。
作業者空間は常に前後関係との連絡が取れたり、部材のオンタイムでの支給に対応できるよう十分なスペースが確保されており、製造担当者とのコミュニケーションで随時アップデートしています。
組立だけでなく、ハーネス製造の工程もここで行われます。
 

製品検査工程

製品が組み立てられると、隣の工程である「検査」に移動します。
ここでは、あらかじめ決められた手順に従って、通電や絶縁、照明器具の場合は常温における常時点灯試験、熱に対する対応が求められる場合はヒートサイクル試験などをすべての製造物に対して行います。

工程内および工場2Fにはそれぞれ暗室が設けられており、各種の光学特性を測定することが可能です

この工程での主要設備

製品を組み立てる 組立ステーション(移動式)×12
オートカッター/ワイヤストリッパ:造研 ZKH-100
ハーネス加工機:日本オートマチック CSD01
   
製品を検査する 恒湿恒温槽①:日立アプライアンス EC-155MHP(1500L)
恒湿恒温槽②:日立アプライアンス EC-86MHPE(800L)
暗室①:分光放射照度計 コニカミノルタ CL-500A
暗室②:ゴニオステージ型配光照明システム